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田植え

親子米づくり体験の2回目。田植えの日でした。25センチおきに印のつけてあるロープを縦横に張り、方眼紙のように印がクロスした位置に整然と植えていくのですが、これだけに注目すれば地質調査をやっているのかと思わせる幾何学的な光景でした。田んぼの中央から上へ向って移動する組と、反対に下へ向って移動する組の二手に分かれ、それぞれ横一線に並んで進んでいきます。はじめロープを引っ張る役をしていたのですが、これが中腰状態でピンと張らねばならず、想像を絶する忍耐強さが要求されます。横一線に並んだ全員が田植えを終えてから25センチずつ移動していくわけです。イネの苗は5本くらいを束にして印の位置に植えていきます。置くというよりは、強く差し込むというイメージです。泥の中にぐっと差し込むと、田んぼの底がひんやりと冷たく「歯茎」に触れたような感触が残りました。苗をまっすぐに立てるのは予想していたより難しかったです。すべてが単純作業だったので、田植えの作業効率は、1本苗を植えるのに要する時間と、田んぼの面積から計算できる世界です。であれば、田植えマシーンを使ったほうが効率的だし、お百姓さんも楽だろうなとは思いつつ、でもロボットが握った回転寿司と職人が手で握った寿司では、やっぱり後者の方が美味しいよなあと妙な連想をしてしまいました。「てび」を壊さないように、何度か先生が注意していましたが、これは田んぼの周りに積まれてある小さな山のことです。田んぼに水を張るとき、冷たい水が直接流れるのを防ぐために、ダムのようにあえて田んぼの周りに水路をめぐらせて水温を上げる役割をしているのだそうです。イネって結構デリケートだったのね。1時間半ぐらい経ったでしょうか。ところどころ、植えたばかりだというのに、なぜか台風になぎ倒されたような痕跡も見られた田んぼでしたが、無事田植えを終えることができました。田植え前と田植え後の状態をデジカメに収めたのですがこの違いが面白い。同じ場所、同じ植物でも、時間とともにまったく別の風景になり、それを眺めるだけでも楽しいと、作業前に講師の先生が話されていたのが少し分かった気がします。DSCF1345

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