« 一目瞭然 | トップページ | ブレイブハートに感動した週末 »

ポンペイ最後の日

まるで怪獣映画のイントロのような火山の爆発、そしてスリリングな音楽。ローマ帝国繁栄の絶頂期、西暦79年に起きたヴェスヴィオ火山の大噴火によって、一夜にして灰に埋もれた都市ポンペイを舞台に製作されたこの映画は、ポンペイ最後の日に生きたローマ人たちの愛と正義と友情の物語です。1960年製イタリア、スペイン、モナコ合作という古めかしいビデオでした。
頻発する強盗や暴力、飽食や快楽におぼれる市民たち、広がる貧富の差など、ローマ繁栄の一方で退廃する社会の様子が描かれていました。ポンペイを牛耳る権力者が当時まだ新興宗教であったキリスト教徒に罪をかぶせ、富を強奪していることを知った百人隊長グラウカス(スティーヴ・リーヴス)が、真実を暴き、正義を貫くために為政者たちと戦います。一味に捕えられ、見世物として闘技場でライオンと戦わせられている時、恐怖の大王が鉄槌をくだすかの如く火山が爆発します。悪人たちが倒れる中、グラウカスら正義を貫いた者たちは、海辺にたどり着き、かろうじて脱出に成功します。最後まで正義と理性を失うな、正義は勝つのだ!と勇気づけられるようです。

世の中全体が何となく停滞し、モラルを欠いた行動が蔓延し、すさんだ少年犯罪が起っている昨今、正義を学ぶことができる教材としても、良質なスペクタクル映画だと思いました。キャストのなかでは、グラウカスが恋する娘アイオネ(クリスティーネ・カウフマン)も清楚で美しかったので、別作もチェックしてみたいです。なお、講談社青い鳥文庫から児童書もでているようです。

|

« 一目瞭然 | トップページ | ブレイブハートに感動した週末 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24960/3273880

この記事へのトラックバック一覧です: ポンペイ最後の日:

« 一目瞭然 | トップページ | ブレイブハートに感動した週末 »