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海底20000マイル

kaitei20000古本屋で懐かしいものをみつけました。ポプラ社文庫の一冊です。あとがきに、

「ベルヌの作品は、子どものときと、おとなになってからの二度読むといいといわれています。子どものころは冒険とめずらしい世界に目をうばわれ、おとなになると作品の深さが読みとれるようになるというのです。みなさんも大きくなったらぜひもういちどこの作品を読まれることをおすすめします。」
と書いてありました。せっかくなので、1997年版のテレビ映画「海底20000マイル」もレンタルしてきて、少年時代にタイムスリップしてみました。
食糧や衣服、さらには動力源である電気さえも、すべて「海」から調達し、潜水艦ノーチラス号のなかで自己完結的に生きるネモ艦長の生き方は、当時の列国による植民地支配への抵抗、科学技術の進歩を象徴しているようです。映画のなかでは「流動こそ自由」というネモ艦長のセリフが何度もでてきました。ちなみに"ネモ"とは、ラテン語で「no name」を意味するのだそうです。
物語のなかには、そのような暗号がいくつも散りばめられています。こういうディテールの表現や時代背景のふまえ方こそ、ベルヌ作品の深さではないかと思いました。

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コメント

ところで今年はジュール・ヴェルヌの没後100年なのだそうです。各出版社で作品の復刊もあるようですね。

投稿: cozy | 2005/04/24 01:18

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