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明治時代の再考ブームで

明治時代の愛国心こそ健全なナショナリズムだという歴史研究家や批評家も多いようで、NHKスペシャルにしろ、教育改革にしろ、明治の日本を再考しようという動きがあるようです。このまえの日曜日に図書館にいったとき、司馬 遼太郎の「歴史の中の日本」の一節を読みました。小説「坂の上の雲」の最後の回を書き終えたときの感想だそうです。(以下引用)

蒸気機関車が、それも多数の貨物を連結した真黒な機関車が轟音をたてて体の中をぬきすぎて行ってしまったような、自分ひとりがとりのこされてしまったような実感をもった。
中学生のときに友だちのお父さんに連れられて映画館でみた「二百三高地」ですが、昨今の明治ブーム?にのって、もう一度観てみたときの感想が、この轟音をたてて走る機関車の印象にダブりました。
よくて引き分け、勝てないとわかっている戦争を、自国を守るためにあえて仕掛けなければならなかった日本の運命。苦渋の決断をした当時の日本のリーダーたち。旅順のロシア要塞を陥落させるべく、乃木将軍が命じた総攻撃によって繰り返される突撃シーンは、前に進むしかなく、止まることを許されなかった当時の日本の姿そのもののように感じられました。
歴史という線路の上を、もくもくと黒煙を上げながらひた走る日本という国の強さ、美しさ、そして悲しさが想像できたような気がします。
もしも日本がこの日露戦争に敗れていたならば・・・
もしも南下するロシアの侵略を許していたなら・・・
朝鮮半島はロシアの支配地となり、日本も併合されて共産主義国家になっていたのかもしれません。そう思うと、国を守るために払わなければならなかった犠牲の大きさ、歴史のうえにこそ今日があるのだという事実を再認識させられます。
こんど「坂の上の雲」を読んでみようと思っています。

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コメント

はじめまして。
TBありがとうございました。
歴史への評価は、人により、立場により、全く変わってしまいます。出来るだけ多くの視点を持つことが、大事かなという気がします。

投稿: ぽうせ | 2005/04/19 02:01

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