« "好意"にも責任あり | トップページ | 日本の歴史を学ぶ旅 »

戦場のピアニスト

実在したユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝だそうです。ナチスによる狂気なユダヤ人虐殺に対し、ピアニストである前に一人の人間であるために、迫るナチスの影に怯えながら逃げ、隠れ、食べ、そして生に執着するシュピルマンの姿がありのままに描かれていました。主演はエイドリアン・ブロディです。収容所からの脱走にあたって、友人マヨレクが彼にいった「逃げることは簡単だが、生き抜くことが困難だ」というとおりの展開が、映画の大半を占めています。
映画の中では、ドイツ人将校との交流だけが唯一の救いでしたが、彼がなぜシュピルマンを助けたのか、その理由までは明かされていません。また、ばれたら自分の命さえ危うくなるリスクを負いつつ、シュピルマンを助け匿う友人たちに、人間の尊厳をみるような思いでした。
戦争で戦うのは兵士だけでなく、一般の人々が生き抜くことこそがむしろ「戦い」の真実であり、平和のありがたさを実感させられました。あのような悲劇は絶対に繰り返してはならないと。
同じナチス・ドイツの時代を描いた映画でも、どちらかというと先日みたライフ・イズ・ビューティフルの方が個人的には好きだなあ。

|

« "好意"にも責任あり | トップページ | 日本の歴史を学ぶ旅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24960/3971506

この記事へのトラックバック一覧です: 戦場のピアニスト:

» 戦場のピアニスト [AML Amazon Link]
戦場のピアニスト [続きを読む]

受信: 2005/06/04 11:51

« "好意"にも責任あり | トップページ | 日本の歴史を学ぶ旅 »