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蝉しぐれ

美しい映画でした。特に郷愁を誘う映像が素晴らしくよかったです。
文四郎の凛とした男らしさ、ふくの健気な女らしさが印象に残りましたが、ふくの少女期を演じた子役はどこか「おしん」に似た雰囲気がありましたね。父助左衛門への尊敬の念、悪友たちとの厚い友情など、心にジンとくる場面もよかったです。文四郎が里村家老に対して「お黙りめされ!」と一喝するシーンは迫力がありました。

その後、はじめて藤沢周平の原作本「蝉しぐれ」を読んだのですが、映画を観た後ということもあり、文章の一行一行から海坂藩の情景や文四郎の心の動き、人物それぞれの振る舞いが、ありありと浮かび上がってくるのには驚かされます。
映画では描かれていなかった文四郎の元服や、里村家老が文四郎に仕向けたという刺客のエピソード、映画では唐突感のあった青木孫蔵が斬られた理由など、原作を読めばさらに新しい発見があります。
日本語って情念の込められた美しい言葉だなあと実感させられました。

追伸
映画「蝉しぐれ」のロケ地が山形県の羽黒町、そして庄内方面であることを知り感動を新たにしています。実は小学校6年生のときに修学旅行で訪ねた地でもあったのです。

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