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2005年11月

個性的でおしゃれな各界の著名人

ヤクルトスワローズの古田敦也プレイングマネジャーがベストドレッサー賞も受賞したようですね。おめでとうございます。

ほかの受賞者は、
 環境大臣の小池百合子さん
 サイバーエージェント社長の藤田晋さん
 音楽プロデューサーの松任谷正隆さん
 俳優の坂口憲二さん
 女優の伊東美咲さん
 女子テニスのマリア・シャラポワ選手
だそうです。

来シーズンから変更される?というスワローズのユニホームデザインにも期待したいところです。

リンク: @nifty:NEWS@nifty:小池環境相・古田監督らにベストドレッサー賞(読売新聞).

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その時歴史が動いた<1>

NHKの人気番組がシリーズ本になっています。
第1巻は幕の内弁当(松)のような豪華さでした。これから少しずつシリーズを制覇していきたいと思います。

●運命の一瞬、東郷ターン
1905年5月27日・・・日露戦争を勝利に導いた日本海海戦における東郷平八郎の決断。その決断とは、連合艦隊がロシア艦隊の進路を横一線になって塞ぐ「丁字戦法」であった。

●世紀の対決、沢村栄治対ベーブ・ルース
1934年11月20日・・・満州事変が勃発し、国際連盟を脱退した日本。読売新聞社の正力松太郎の呼びかけ、幣原喜重郎ら外務省の後押しによって日米親善試合が実現。連戦連敗のあと、ベーブ・ルースを三振に打ち取り、大リーグをわずか1点に抑えた沢村栄治の好投は人々に感動を与え、日本プロ野球の創設につながった。

●天下分け目の天王山
1582年6月13日・・・織田信長を暗殺した明智光秀と、信長の仇を討つ羽柴秀吉が、京と大坂の中間にある天王山の麓で激突した。天王山を制した秀吉の勝機は、巧みな「情報戦略」と分かりやすい「スローガン」であった。

●幕末のプリンセス、日本を救う
1868年3月18日・・・江戸城の無血開城は、勝海舟と西郷隆盛の話し合いだけで成し遂げられたのではない。時代に翻弄された皇女和宮(かずのみや)の徳川家臣への説得があってこそ、江戸の町は戦火から救われたという。

●新選組参上!
1864年6月5日・・・新撰組による池田屋襲撃事件。敵20人の中にわずか4人で突入した若者を動かしたものは、何としても武士になりたい!という悲壮の覚悟であった。

「その時歴史が動いた(1)」(NHK取材班編/KTC中央出版)より

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オペラ座の怪人

あの戦慄のメロディとともに、廃墟と化したオペラ座でシャンデリアが甦るオープニングには圧倒されました。
ファントムの運命を思えばこそ、クリスティーヌの墓のまえに添えられた一輪の赤い薔薇のエンディングが切なくも美しかったです。

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前人未到なるか

大相撲13日目は、琴欧州が寄り倒しで朝青龍を破りました。
昨日年間勝ち星を82勝とし、北の湖の最多記録に並んだ朝青龍は、きょうにも優勝を決めようかという勢いでしたが、琴欧州が「ちょっと待った!」をかけました。自身も大関昇進に一歩近づいたといわれる力強い相撲でしたね。

果たして朝青龍は史上初の7連覇(年6場所完全制覇)という大記録を打ち立てるのか。
"前人未到"という言い方が、いかにもよく似合いそうな朝青龍ですが、ここは2敗の千代大海にも意地をみせてほしいものです。
この週末は大相撲に注目しましょう。

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ファン感謝デー

23日にヤクルトスワローズのファン感謝デーに行ってきました。
同日にはベイスターズ、ジャイアンツなど他球団でもファン感謝デーが行われ、まるで株主総会の(^O^/)ようです。電車でそれらしい家族連れに遭遇すると、根強いプロ野球人気を感じ、少し嬉しかったです。

10時開場だというので9時半には神宮に着くように出かけました。青山1丁目で地下鉄を降り、朝の銀杏並木を気持ちよく歩いていったところ、絵画館前の信号からすでに長蛇の列。列に並んでいる(わが家を含む)親子連れの最大の関心事は、先着1万名という青木選手の200本安打記念の「下敷」がもらえるか否かでした。おかげさまで息子と二人無事に下敷をGETできてひとまず目標達成。その時点でスタンドはわりと空いており、一塁側内野席の前から5列目くらいを陣取ることもできました。しかし開会式の11時15分(予定より15分遅れ)にはほぼ満席状態になったようでした。あとから知ったのですが、この日、古田プレイングマネジャーが配布した名刺は2万枚、来場者は2万3千人を超えていた模様です。

大のスワローズファンで古田式の周防監督や、ボールパークを演出したZEEBRA氏の挨拶など開会式が終わると、ファンが選んだ今シーズンのベストゲーム・ベスト5が映し出されて盛り上がりました。第3位の岩村選手母へ捧ぐホームランと、第1位青木選手200本安打のゲームは、いずれも生で見ることができラッキーでした。
当日の抽選には外れてしまったため、残念ながら選手と一緒のゲームには参加できませんでしたが、今シーズンは悲壮感さえ漂っていた#53五十嵐投手(息子が大ファン)の陽気なキャラ、#4度会選手の芸達者ぶり、新選手会長#10城石選手の真面目な人柄など、普段にない選手を見れて結構楽しかったです。
チーム対抗ゲームでは、優勝した青チームでなぜか#5土橋選手が胴上げされてたのが可笑しかったです。やはり"いつでも頼りになる奴"だったのでしょうか。

14時半頃に閉会式が終わった後、神宮球場のグラウンドが開放され、人工芝の上に立つことができました。思ったよりフワフワした感じです。また、ピッチャーマウンドからホームベースまでの距離がとても近く感じたのと、ファールエリアが小さいためか、ピッチャーの視線に立つとバックネット裏の観客席が目の前に迫ってくるような錯覚がありました。ここから#18藤井投手や#19石川投手が投げ込んでいるのだなあと思うと感慨深いものがあります。もちろん#23青木選手が守っているセンターの定位置にも立つことができました。
早くも来シーズンの開幕が待ち遠しいです。


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ウエンカムイの爪

圧倒的な強さで人間の前に立ちはだかる「大自然の力」。
東北地方や北海道を舞台にした熊谷達也さんの小説を読むと、人間とは何とちっぽけな存在かと感じてしまいます。デビュー作「ウエンカムイの爪」では、ヒグマが人間の前に立ちはだかります。

すべてを一閃で切り裂くほどの鉤爪、ムッとするような野獣の匂い、怒りの咆哮など、よくぞここまで表現できるなあと感心してしまうほどディティールにこだわった描写が、獰猛な野獣としてのヒグマを強烈に印象づけます。しかし、この本におけるヒグマの意味は、一個体としての猛獣ではなく、生態系の一部であり人間が長い歴史のなかで克服しようとしてきた大自然の象徴だと思われます。

そう考えると、ヒグマを思うままに操っているかにみえた謎の女でさえ、自然と人間の対立にフォーカスするための演出だったとも考えられるでしょう。都会の生活に破れ、逃げるようにして北海道にやってきたカメラマン吉本がヒグマとの壮絶な戦いの末、最後にみた結末こそ、著者が伝えたかったメッセージではないでしょうか。
こんどは熊谷氏のオオカミの物語を読みたいと思っています。

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これからのマネジメントは「調整と育成」

情報技術(IT)革新は、「集中」から「分散」へと組織のあり方を変える。そうなれば新しいマネジメント方法が必要になる。そこで求められるのは「命令と管理」ではなく「調整と育成」のマネジメントである。
本書の主旨を思いっきり要約するならば、こんな風になります。
フューチャー・オブ・ワーク

続きを読む "これからのマネジメントは「調整と育成」"

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80デイズ

80日間で世界一周できるかどうか?
とりあえず何も考えず、子どもと一緒に笑えて楽しめる一本でした。
ジャッキー・チェンのアクションは、たまに観ると動きだけでも楽しいですね。
思わずニヤッとしてしまうシュワちゃん、サモ・ハン・キンポーの配役や、歴史上の有名人であるゴッホ、ロダン、ライト兄弟らを旅先のチョイ役として登場させる演出も可笑しかったです。
海底2万マイルでおなじみのジュール・ベルヌの小説「八十日間世界一周」が原作とのことです。原作では横浜にも寄港するのですが、この映画では中国のあと、いきなりサンフランシスコに飛んでしまうのがちょっと残念。

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個人情報保護士

個人情報保護士という民間の認定資格があるとは。
左のGoogleバナー広告に表示されているのに気づき、はじめて知りました。
第1回目の試験が今年10月に実施されて約2800名が挑戦したとか。第2回目は12月18日だそうです。今注目の資格のようですね。

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「ファイナンシャル・リテラシー入門」にふさわしい良書

思いっきり注意を惹くタイトルは、話のネタになるノウハウ本かな?と思いつつ平積みになっていたものを手にとったのがキッカケでした。「外資ファンド利回り20%超のからくり」(北村慶著/PHP研究所)です。
資本力にものをいわせ、次々に資産を買収しては売り抜ける外資ファンドのやりかたに、なかば「ハゲタカの野郎め!」という気持ちがあったのも事実です。

しかし、読後感はまったく違うものでした。正直いって、外資ファンド=ハゲタカという一方的な誤解に反省しきり。著者がたびたび強調する「ファイナンシャル・リテラシー」の必要性について大いに刺激を受けました。一つずつ疑問が解決されていくのは心地よくもありました。
パッとみた感じの装丁からは、扱っている範囲が限定的な印象があったのですが、驚くほど基礎的で解説が教科書のようにわかりやすいのがGOODです。最近のニッポン放送株の騒動や、ホリエモンがサンデープロジェクトで示したチャートなど、最近のトピックや新聞記事など引用の巧さによって、ぐいぐいと読者を引きつけて一気に読ませてくれます。

第一部では、投資ファンドを次の4つに類型化し、それぞれ実例をあげて解説していました。
●企業買収ファンド
●企業再生ファンド
●不動産投資ファンド
●ヘッジファンド
そこには、安く仕入れて高く売り抜けるというだけではない、投資ファンドのビジネスがみえてきます。投資行動にファンドマネジャーの知的戦略や創造的なアイデアがつぎ込まれていることが分かりました。ファンド(お金)とオペレーション(運営)を右手と左手のようにうまく使いながら収益を上げようとするビジネスは、昔習った「所有と経営の分離」という株式会社経営のイメージを一新するものでした。

第二部では、外資系ファンドがなぜ20%もの利回りを上げているか、その"秘密"を解説しています。
●歪みの発見
●レバレッジ効果による利益増幅
●分散効果による利益の安定化
●上記3つを支えるファンド・カルチャー
ノーベル賞を受賞するほどの天才たちが、統計学や確率論を駆使して分析やシミュレーションを行なう一方で、それを可能にするファンド・カルチャーの重要性に言及し、最終的に知的ゲームを勝ち抜く源泉は、ファンド・マネジャーその人の資質であり人間力であるという著者の主張には、なぜかホッとさせられました。

第三部は、到来しつつあるファンド資本主義の社会で、我々は何をすべきか?筆者の熱いメッセージが込められています。これからは二元論の"OR"ではなく、両方とも実現させようとする"AND"の可能性を追求する生き方をしようという著者の考えに共感しました。
外資ファンド 利回り20%超のからくり

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おみやげはミスド

ミスタードーナツが35周年記念とかで、秋の収穫祭セールを開催中らしいよ。
朝出かけるときに言われたのが「催促」だったのだと思い出し、おみやげに、じゃがまるこ、ポン・デ・ショコラ、アップルパイ、カスタードクリームの4品について、家族おのおのの好みに合わせて買って帰ったつもり。しかし全員が想定外のものを選択。ドーナツだけでなく"読み"も甘かった。
それにしても、息子の「遅疑逡巡」に対し娘の「即断即決」というドーナツ選択行動には、あらためて、それぞれの性格を見たような気がします。

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阿佐ヶ谷で途中下車

仕事の帰り道、学生の時の先輩がやっている飲み屋に寄ってみようと、阿佐ヶ谷で途中下車しました。
久々だったので手ぶらで訪れるのも何だなあと思い、手土産を物色しがてら阿佐ヶ谷パールセンターを少し歩いてみました。阿佐ヶ谷駅南口から青梅街道まで500メートルは続く典型的なアーケード街です。夕方ということもありますが、平日だというのに活気が溢れていて驚きます。結局、商店街の果物屋さんで富有柿を買うことにしました。

前店主から引き継いでから、お店はかれこれ4年になるそうですが、経営は年々厳しくなっているとのこと。えっ、こんなとこにジンギスカンのお店あったっけ?というくらい、周りのお店はトレンドによってめまぐるしく変わっているといいます。路地裏まで小さな一杯飲み屋が続いている阿佐ヶ谷は、流行に敏感な街でもあるようです。

そんな状況のなか、貯蓄を取り崩しながらも何とか一人でお店を切り盛りできているのは、(面と向かっては聞けませんが・・・)「この仕事が好きだから」という一言に尽きるのでしょう。ある意味で羨ましい、幸せな生き方だと思いました。
通りすがりの人がぶらっと立ち寄れる店構えではないですし、ミシミシと音が鳴りそうな階段を2階に登らなければならない立地も、地元の常連さん頼みにならざるを得ないのは現実辛いところです。「お客さんの世代交代が進まないのよね」と語っていた表情は少し寂しそうでした。
今日はアベラワーの水割りを3杯いただいて帰りました。

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新型インフルエンザは危険!

厚生労働省が「新型インフルエンザ対策行動計画」を発表しました。
世界規模での大流行が不可避といわれている新型インフルエンザのリスクに備え、国として流行度合いに応じた6つのフェーズごとの対策行動計画を定めたものです。

新型インフルエンザは、毎年流行を繰り返してきたウイルスとは表面の抗原性が全く異なる新型のウイルスが出現することにより、およそ10 年から40年の周期で発生する。ほとんどの人が新型のウイルスに対する免疫を持っていないため、世界的な大流行(パンデミック)となり、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響をもたらす。(引用:11月14日発表 厚生労働省「新型インフルエンザ対策行動計画」)
ショッキングだったのは、新型インフルエンザの毒性によっては、死亡者数がなんと17万人~64万人に達すると想定したシミュレーションの中身です。ガンによる年間死亡者数が年間30万人、交通事故による死亡者数が1万人に満たない時代ですから、その数がいかに大きいかということでしょう。
注釈として、米国の推計モデルによる試算なので、国内諸事情(たとえば各種ワクチンの接種や抗ウィルス薬の影響・効果、わが国の衛生状況など)が考慮されていないというものの、全人口の25%が罹患(りかん)した場合のこれらのシミュレーションは、「想定の範囲内」という次元を超えているように思いました。
人口が密集する東京都では、さらに高く都民の約30%が罹患するとして予測し、大流行時には公共交通機関の運行停止や企業活動の停止等の措置までも含む緊急事態宣言の発表も視野に入れているようです。

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利き目

何か目標物を定め、立てたペンを目標物に重ね合わせてから、片目ずつ目を閉じてみます。このとき目標物がずれない目の方が「利き目」になるのだそうです。ようするに望遠鏡を覗くときの目ですね。

野球の場合、ピッチャーに近い方の目(右バッターなら左目)が利き目だとボールが良く見えるといいます。最近少年野球で"左打ち"に挑戦している息子にアドバイスができたらと思い、いろいろ調べているのですが、利き目だけでなく利き腕や利き足の問題もあり、見極めるのは本当に難しいと感じます。

本当は右利きだったという松井選手(NYヤンキース)が、少年時代のある出来事をきっかけに左バッターに転向したというエピソードも見つけました。兄たちに交じって野球をしていると、やがて誰よりもボールを飛ばせるようになった松井少年は、「おまえは左で打て」と言われます。兄たちと一緒に遊びたい少年は、負けず嫌いな性格もあって、これをキッカケに左打ちになったのだそうです。

こんな逸話を聞くと、適性や向き不向きといったものは、果たして先天的なものなのか後天的なものなのか、まったく分からなくなってしまいます。
もっとも松井選手の例を参考にすること自体、大きな間違いという説もありますが。

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ドラッカー氏死去

現代経営学の父と呼ばれたアメリカの経営学者ピーター・ドラッカー氏が、11日にロサンゼルス近郊の自宅で老衰のためお亡くなりになったそうです。95歳だったそうです。
仕事柄、ドラッカー氏の著書は数多く読みましたが、特に彼が提唱した「目標管理」(MBO:Management By Objectives)の思想ほど、日本の企業・組織に大きな影響を与えたマネジメント理論は他にないと思われます。
原文はMBOのあとに「&Self-Control」がついているのだと、社会人になりたての頃、当時の先輩から教わりました。仕事の出来映えは、まずは自分自身で評価してみることが一番大事だといわれ、とても斬新な気持ちになったことを懐かしく思いました。
ご冥福をお祈りします。

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人の匂(にお)いが胸にしみる?

「あいつは最近元気がないな・・・ 悩み事でもあるのかな・・・」
部下の気持ちを推し量ったり、従業員の精神状態をケアすることは、従来は上司としての当然の役割であり、健全な組織運営のために人事部が担当している日常業務だったはずです。ところが、そういった組織内で働く人々のモチベーションの状態をサーベイし、場合によってはフォローするところまで、あえて外部業者にアウトソーシングしているという実態に、今はそういう時代なのだなあと改めて実感させられました。昨日聴講した某セミナーでの感想です。

読売朝刊の編集手帳のコーナーには、濃密な「人の匂(にお)い」が胸にしみるとありました。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を引用し、貧しくも人々の心に希望があった古き良き時代を顧みたコラムでした。物的満足を手に入れ、経済的にも繁栄の坂道をのぼり続けてきたはずなのに、昭和30年代の方が輝いて映るというのです。宮部みゆきの小説にも影響されていますが、このコラムを読んだとき同様の感想をもちました。

30年代下町と聞いて思い浮かぶ(とはいえ、自分自身はまだ生まれていないのだが)のは、助け合いや共同生活といった人と人とのつながりです。そこに存在する本来の「厚意」や「思いやり」は、「おせっかい」や「干渉」として、さらには「厚かましい」「面倒くさい」「ずうずうしい」「うざったい」・・・という負の感覚としてイメージされがちですし、現実問題として個人情報保護やプライバシーへの配慮という時代背景もあって、現代は他人との余計な関わりを排除しようという人が多い世の中だと思います。実際、「他人への無関心」ということでは、数年前にマンションの自治会活動を経験したときに大変苦労した記憶があります。

しかし、このところALWAYSに対する憧れや懐かしさの感想に象徴されるように、人への関わりが見直されてきているようでもあります。個人的には「人間力」というキーワードが、ものすごく目立ってきているなあと思っています。たまたま最近、話を聴いたり本を読んだりした田坂広志氏も野村克也氏も、結局最後は「人間力」だといっています。少し前、「話せばわかるなんて大ウソ」というバカの壁が一世風靡しましたが、逆にここ数年で「話せばわかる」という方向に、より戻しが来ている様な感じがします。表面的には人付き合いを敬遠する一方で、実は、他人に話を聴いてもらいたいという人がいかに多いことか。。。

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FA残留という生き方

職業人としてきわめて合理的な選択だと思います。
プロ野球は5人がFA宣言しましたが、このうち中日の谷繁捕手と阪神の矢野捕手は残留だそうです。
野球協約によると、一度FA宣言(FA権を行使)すると、4シーズン(1シーズンの出場選手登録145日が条件)に達するまで、再度FA資格を得ることはできないのです。彼らの年齢を考えれば、今の球団に骨を埋めよう、恩返しをしようという覚悟のはず。
複数年契約と再契約金をゲットし、球団にも頼りにされながら、よい精神状態で野球が続けられるのは本人たちにとって本望でしょう。扇の要であるキャッチャーは間違いなくキーマンですから、来期も阪神タイガースと中日ドラゴンズは要注意とみました。
メジャー挑戦となると、FA資格を得るための経験年数がネックになるため、年齢的にも「あがり」という感じが否めません。やはり若いうちからチャンスを与えてあげて、成功しても失敗しても戻ってきやすい環境(制度面、報酬面)が整備されるといいのですが。
ヤクルトスワローズの悩みになっている岩村選手や石井弘寿投手のポスティング移籍の問題では、選手本人のモチベーションが心配になってしまいます。かたや心身ともに充実した状態のライバルチームと比べるとなおさらです。
就任時から「チーム再建は大変だ、容易じゃない」といい続けている楽天の野村監督のように、大型補強なし、現有戦力を育てるしかない古田監督にも「したたかさ」が必要かもしれませんね。

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トップバッターの資質

ヤクルト=青木、阪神=赤星、中日=荒木・・・
あれっ!一瞬、普遍の法則を発見したような嬉しさがこみ上げてきました。
横浜=石井までは良かったのですが、巨人=???、広島=???で興ざめ。
同じようにパ・リーグの一番バッターを思い浮かべてみたのですが、残念ながら仮説を裏付けるデータは得られませんでした。

<五十音順>という不条理に耐え続け、小学校、中学校と「自己紹介」のプレッシャーを克服してきた人たち=トップバッターの資質という説には何ともいえない説得力があると思ったのですがねえ。
そんな着眼点が面白い!
奥田英朗さんは、名字における個人の適性診断は、少なくとも血液型占いより一考の価値があるはずだと言い切っています。
スポーツ爆笑エッセイ「延長戦に入りました」(奥田英朗著/幻冬舎文庫)より。

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皇居周辺にて

学生時代の友人が田舎から上京。
いい色に枯れはじめた皇居周辺を散歩しながら雑談。
昼食は日比谷の松本楼で「ハイカラビーフカレー」をいただきました。ほとんど辛さは感じませんが、いかにも日本人好みのカレーという言い方がふさわしい、よく煮込んである美味い洋食でした。晴れた日は屋外テラス席で食べるといいかもしれません。
その後、昔一緒にアルバイトをしていた帝国ホテルの近くを歩いていると、よく定食を食べにいった謝謝(シェイシェイ)というお店が今も営業しているのを見つけ、懐かしさに浸っていました。

新幹線で帰る彼を見送った帰り、東京ステーションギャラリーで開催中の「ベトナム近代絵画展」をのぞいてきました。フランスによる植民地支配から、日本軍による占領、フランスからの独立戦争、南北分断とベトナム戦争を経て国家統一にいたるまでの20世紀激動のベトナムの歴史に沿って作品が展示されていました。

「花と銃~インドシナ・モダンの半世紀」というタイトルどおり、「銃」の部分としての戦争の影響が色濃くでていました。しかし、戦時中の暗さや辛さよりも、絵に明るさや希望が感じられるのは、元来ベトナム人がもっている気性によるものなのでしょうか。むしろ「花」としての女性や子供、庶民の活力あふれる暮らしぶりが印象に残りました。物憂い表情の「リエン嬢」をはじめ、板に描かれた漆絵なども珍しかったです。
12月11日(日)まで開催。ちなみに、入場チケットはみどりの窓口で買うとお得なようです。

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日高見

日本酒の美味しい季節になってきました。
本日の封切りは宮城県石巻のお酒「日高見」です。

大昔、現在の東北地方の北上川流域に、日高見国(ひたかみのくに)と呼ばれる、肥沃な大地に恵まれた蝦夷(えみし)の国があったそうです。蝦夷の王アテルイと大和朝廷の戦いには、いくつもの物語があるみたいですね。
「ひたかみ」は、やがて北上(きたかみ)川の語源になったといいます。
051105_213001
品名:日高見 吟醸酒
蔵元:(株)平孝商店
アルコール度数:15~16°
日本酒度:+4
酸度:1.3
原料:吟の精
精米歩合:50%

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アニキ

先日、楽天監督への就任が決まったその日、野村克也氏の講演を聴く機会がありました。要所要所で笑いをとる「ぼやき」で、50年の野球人生で培ってきた持論をブツブツと話されていました。

「中心選手がいてこそチームは機能するのであり、エースと4番は鑑でなければならない」が持論の野村監督がベタ誉めしていた選手、それが阪神タイガースの金本選手です。2005年のセ・リーグ最優秀選手(MVP)にも選ばれた金本選手の"不屈のプロ意識"を取りあげた番組がありました。4日放送のNHKにんげんドキュメント「不屈の四番打者~阪神タイガース・金本知憲」です。

骨折していても試合に出続けて片腕でヒットを放ち、1000打点を記録したメモリアルデーですら、いつもと変わらず球場に居残ってバッティングフォームのチェックを欠かさないその姿は感動的でした。スポットライトを浴びる裏側で積み重ねてきた血のにじむような努力、それを支えた不屈の精神力は、まさにプロフェッショナルだと思いました。ファンやチームメイトから「アニキ」と慕われる背番号6の生き様はカッコよかったです。
ぜひ連続フルイニング出場の世界記録をつくってほしいものです。

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毎日くだもの200g運動

果物のおいしい季節になりました。
わが家でも、宅配便で田舎からりんごが送られてきたり、近所から柿をいただいたり、グレープフルーツのまとめ買いをしたりと、にわかに沢山のフルーツに囲まれることになり、ちょっと嬉しい気分です。食卓に色鮮やかな果物があるだけで、セラピー効果もあると思います。

本日の朝刊をみると、果物のある食生活推進全国協議会が全面広告をだしていました。200gとは一日の目標摂取量で、中程度のりんご×1個、みかん×2個程度の分量になるとか。

日本の果物消費量は、先進国で最低レベル(欧米の1/2ないし1/3)なのだそうです。その理由として、果物がデザートとしてしか考えられていない日本の食文化や、「甘いから太る」という誤解や、「面倒くさい」という意見が多いのだといいます。ホームページは果物に関する情報が満載でした。

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遠くとも一度は詣れ善光寺

本日は午後から長野に出張でした。
予定より1本早めの新幹線で到着したので、「云われ」にしたがってお参りに。
紅葉には少し早かったようです。観光客は少なく、修学旅行にやってきたと思われる高校生たちがはしゃいでいました。

改修中の「三門」は5か年計画で10億円強を投じるという一大プロジェクトだそうです。重要文化財を守り、技術を伝承していくのは大変なことですね。改修現場には「善光寺さんを世界遺産に」という垂れ幕もかかっています。

檜皮葺(ひわだぶき)だった屋根は、工事中に多数の史料や痕跡が発見され、調査の結果、本来の栩葺(とちぶき)づくりで復原できるようになったそうです。完成物としてどこがどう違うのかよくわかりませんが、「日本最大の栩葺屋根建造物を蘇らせる」という仕事にはロマンを感じさせられます。平成19年に完成予定。

先日ブログに書いた、ものづくりにおけるいい仕事の原点をみた思いです。

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宮部みゆき:蒲生邸事件

受験のために上京した主人公の孝史は、宿泊先のホテル火災に遭いますが、謎の男に奇跡的に救出されます。しかし気がつけばそこは昭和11年。雪の降り積もる東京は、2・26事件の当日だったのでした。

孝史がタイムスリップした先の蒲生邸内では、主人である元陸軍大将の蒲生憲之が自決するという事件が起こります。歴史上は自決とされている大将蒲生憲之の死には多くの謎が。。。
真相は?もしも殺人事件だったのなら誰が犯人なのか?これだけでもミステリーになりそうですが、ここからが宮部みゆきの小説の真骨頂で、さらに複数のストーリーが錯綜していきます。

ひとつには、時間旅行者の男が選んだタイムスリップ先はなぜこの日なのか?2・26事件阻止したいと考えたからなのか?あるいは別の目的があったのか?という謎解きストーリーです。面白いのは、別々の価値観をもった2人の時間旅行者を登場させることで「人は歴史を変えられるのか?」というテーマを突き詰めていることです。この結論そのものが、実はもうひとつのストーリである孝史が恋心を抱く女中ふき(文庫本表紙の女性のイメージ)との恋のゆくえにもつながります。さらには、受験に失敗した孝史少年の成長物語という見方もできます。

登場人物や事件の経緯はフィクションでありながら、昭和暗黒期へと傾倒していく分岐点となる相沢事件や2・26事件など、第二次大戦前夜の不安、焦燥感が見事に描かれていると思います。その一方で、他の作品同様、宮部さん特有の人間同士の温かいつながりや、人でなければできない仕事の尊さ、苦労しながらも前向きに生きる人々の姿といったものが感じられます。Amazonの書評でどなたかがコメントされていますが、昭和という激動の時代を生抜いてきた人たちに敬意を示したくなります。

文庫本で678ページにも及ぶSF大作は読み応え十分です。個人的には★★★★、間違いなく宮部作品ベスト3に入ります。

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