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2006年2月

懐郷

「懐かしさ」とは日本人の誇りうる情緒である。
「国家の品格」の著者、藤原正彦氏はそう書いていますが、
この本を読んで、情感を揺さぶられずにはいられません。
かなりジーンときます。

昭和30年代。
安保闘争、集団就職、米軍基地撤退…。
自分自身、この時代を生きたわけではありませんが、
貧しさの中にも、人の心には豊かさと誇りがあったようです。
どの物語も、戦後転換期を強くしなやかに生きた女性たちが主役です。

磯笛の島
オヨネン婆の島
お狐さま
銀嶺にさよなら
鈍行列車の女
X橋にガール
鈍色の卵たち

懐郷懐郷
熊谷 達也

新潮社 2005-09-15
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火の用心

トップバッターのイメージはどちらかといえば火付け役。
俊足巧打の青木選手なら、なおさら電光石火という言葉が似合います。
東京消防庁のポスターなので、東京ヤクルトスワローズなのでしょう。
それは分かるとして、火消し役のクローザー(往年の高津投手)、あるいは盗塁を阻止するキャッチャー(プレイングマネジャー古田捕手)あたりの方が絵になるのでは?などと思いつつ、東急某駅および通勤電車の中吊りでみかけました。

東京消防庁によると、昨シーズンのリーディングヒッター青木宣親選手のはつらつしたプレーになぞらえて、”家庭や地域における防火・防災の第一人者を目指してほしい”というメッセージが込められているのだそうです。
なるほど!攻めの気持ちで防火、防災ということですね。
平成18年春の火災予防運動は、3月1日(水)から3月7日(火)までです。

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王ジャパン敗れる

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のエキシビションゲーム。
王監督率いる日本代表チームが12球団選抜チームに3対4で敗れました。
先発の松坂投手が4回、ベイスターズの村田選手にまさかの3ランホームランを打たれました。松坂投手は意識していなかったといいますがホームランを打たれたのは62球目。WBC一次リーグでは、ピッチャーの投球数が65球までに制限されるため、ピッチャーの継投がゲームの流れを大きく変えそうです。その後、日本代表は和田投手がきちっと抑えたようでした。
各チームのエース級による先発2人体制とは贅沢の極みですが、オールスターゲームと違うのは張り詰めた緊張感、そして選手たちの真剣な表情です。「WBCは楽しんでやれるようなゲームではない」と、このまえ上原投手が言っていた意味がよく分かりました。この時期、ほんとうにご苦労様ですといいたいです。
ストライク気味のきわどいコースを見逃したイチロー選手、主審が思わず挙げかけた手を引っ込めたのは爽快でしたね。これぞメジャーの貫禄。球場が一瞬どよめいていました。

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三者競演

トリノオリンピックの女子フィギアスケート(フリー)
日本人3選手ともよく頑張りました。

優雅で流れるような荒川静香選手のスケート
そして悲願の金メダル
文句なしにすばらしかった。
荒川、村主への連続スタンディングオベーションにも感動しました。

村主章枝選手、よくやった、完璧だ!
と誰もが思ったのでは。私もそう思いました。
が、伸び悩む点数、、、
口惜しかっただろうと思います。

安藤美姫選手の4回転ジャンプへの挑戦。
失敗しちゃったけど、みんなに勇気を与えてくれました。
ちょっと可哀想でしたが、ミスが続いても最後まで頑張ったのは偉い!

外国人選手では、表情豊かなイリーナ・スルツカヤ選手(ロシア)がよかったです。
ヨーロッパで大人気の選手のようですね。
三者競演と聞きまちがえたのは、サーシャ・コーエン選手(アメリカ)。
表彰式でスルツカヤに抱きついたときのチョコチョコした動きが可愛かった。

本日、有休のため早朝にライブでみることができました。
トリノオリンピックで日本が一番盛り上がった瞬間です。
表彰式の君が代にはジーンときた。
夢をありがとう!

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がんばれ気象庁

気象庁の長期予報によれば、今年は全国的に暑い夏になりそうだとのこと。
春も平年より気温が高めのようです。
この冬は「暖冬」だったはずの予想が、「20年ぶりの寒冬」と見事に大外れ。
3月からはスーパーコンピューターも導入し、予報精度の向上に努めるという気象庁。
なんか応援したくなります。
去年のブログをみたら、昨年の今頃には、もう春一番が吹いていたのですね。

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猫の日

きょう2月22日は猫の日だそうです。
由来は「にゃん・にゃん・にゃん」という鳴き声の語呂合わせだとか。
猫背、猫かぶり、猫に小判、猫ばば、猫なで声、猫も杓子も・・・・・・
猫のつくことわざ、思いつくのはなぜかネガティブなものばかり。
でも百獣の王ライオンはネコ科なのです。
222
(2001年4月 多摩動物園にて)


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悪女占い

電車の中で聞こえてきた、女子大生らしき2人組の会話。
西太后やら楊貴妃とかで、盛り上がっているようでした。
どうやら「悪女占い」のようです。
聞こえてくる断片的な情報から推察するに、ここで生年月日を入力し、得られた結果について歓談していたものと思われます。
さっそく、わが家で寝起きをともにする女子2名を判定。
結果は「阿部定」と「エリザベス女王」。
こわーっ。
ちなみに今、浅田次郎の「蒼穹の昴」を読んでいます。
西太后=悪女というイメージがだいぶ変わります。
阿部定ときいて、宦官という恐ろしい制度ともダブったりして。

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開幕戦チケット当選!

東京ヤクルトスワローズの開幕3連戦。
今年は神宮、しかも相手は阪神タイガース。
大混雑が予想されますが、ダメもとで先行発売に申し込んでみたところ、、、
きょう当選通知のメールが届いてました。やったー!
4/1(土)のデーゲーム、古田新監督の門出の試合を息子と応援しにいきます。
Make it happen!

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住民投票

米軍岩国基地への空母艦載機の移転問題です。
岩国市長自らが「住民投票」を発議、市民の賛否(賛成or反対の二者択一)を問うことになったようです。しかしながら、たとえ「反対」が多数でも住民投票の結果には法的な拘束力はないといいます。投票率が50%を下回れば開票も行なわれないとのこと。

読売新聞が
>>国の安全保障にかかわる政策は住民投票にはなじまない。無用の混乱を招くだけだ。
と2月7日付の社説で主張すれば、

毎日新聞は2月15日付の社説で
>>憲法が認める地方自治の原則からみても、条例に基づく住民投票の制度は尊重されなければならない。もとはと言えば、住民投票は政府への不信が招いた結果ではないのか。
と切り返していました。

問題をややこしくしているのは、岩国市が3月20日に周辺の町村と合併するということ。4月には新市長選が行われるというタイミングが悩ましい。民意というのなら、隣接する広島県地域の人々の意見は聞かなくていいのか、という指摘もあるようです。

一年ほど前、東京原発という映画をみて知ったNIMBY症候群という言葉を思い出しました。
論理的にすぱっと割り切れる問題ではなかろうと思います。
毎日新聞がいっているように、市長も、政府も、地域住民に対して説明責任を果たしていくという姿勢が何より重要な気がしました。

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バレンタインデーの食卓で

クジを引くごとに一喜一憂していた昨年のバレンタイン
偽装工作あり投機ありで、壮絶なチョコ争奪戦が繰広げられました。
しかし、今年のバレンタインは一変。
世相を反映してか、サスティナブルなバレンタインとなりました。
こんがりと焼けたチョコクッキーは、本日中に食べきる必要もなく、甘さひかえめで健康にもよさそう。
よくみると、ハート型の箱にこめられた愛情の分だけ、人工的な輝きを放っていたのでした。
2006Valentine

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花は根に鳥は古巣に

ツバメがツバメの巣に帰ってきたということでしょうか。
高津臣吾投手の3年ぶりのスワローズ復帰が正式に決まったという嬉しいニュースが届きました。
先日、2番リグス、5番ラロッカという打線で"超攻撃型"をめざす!という古田監督の構想がでていましたが、私としては投手陣がポイントになるのではないかと思っています。
そういう意味でも、前メッツの石井一久投手、前マリナーズの木田投手とあわせて、メジャー逆輸入3人衆の活躍には大いに期待しています。
あとは故障やケガがないことを祈ります。

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みなと横浜がこんなところに

もうすぐ横浜開港150周年だとか@横浜市営地下鉄060213_090201.jpg

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ジャポネ、ジャパン、ジャポン

トリノオリンピックが開幕。
日本選手団も堂々の入場行進。
イタリア語、英語、フランス語でコールされてました。
プラカードはJAPANではなくGIAPPONEでしたね。
”情熱”を表現したという開会式は映像的にも美しく、芸術的でした。
総勢500人で表現したというスキージャンプのアイデアもよかったです。
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徳川家康の天下取り

●大坂の陣・豊臣家滅亡す/徳川家康・非情の天下取り
1615年5月8日・・・いわゆる大坂夏の陣で、追い詰められた豊臣秀頼が自ら命を絶ち、戦国時代が終わった時です。悲劇のヒーロー真田幸村が描かれた物語が多いなか、人間味あふれる家康の苦渋の決断が取りあげられていて、家康の違った側面を発見できたような気がします。秀吉から託された秀頼の命を奪って果たした「非情の天下取り」には、確固たる平和への執念が感じとれました。実はその裏には、念仏を書き写して懺悔する姿や、秀頼に対する武士の情けがあったようです。
家康が天下をとった時の様子をマインドマップで描いてみました。
ieyasu
その時歴史が動いた〈3〉

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祝!5000万台達成

1958年の発売以来、世界中で愛されてきた「スーパーカブ」シリーズが、世界生産累計5,000万台を達成したそうです。47年目の偉業達成、おめでとう!
朝刊でこのニュースを知ったので、会社帰りにセブンイレブンに寄って、モペットコレクションを買って帰りました。そうしたら、なんと酒屋の源さん&蕎麦屋の兄ちゃん、2台ともスーパーカブの大当たり!
注目は源さんのカブの荷台。
「男の子がそんな事で泣いちゃいけないぜ。たかが野良猫じゃねえか。」
と、家の軒下に捨てられていた仔猫を、源さんが引きとってくれたのでした。
せっかくなので、世界のスーパーカブを讃えるために、パソコンの前にジオラマをつくってみました。
建設中の東京タワーがみえるのはALWAYS三丁目の夕日から拝借したからです。
どうりで昭和33年(1958年)という下町の風景にスーパーカブが映えるはずですね。
supercub

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天才のノート法

ダ・ヴィンチ、エジソン、アインシュタイン、ピカソ・・・
といった天才たちが活用していたというノート法。それが「マインド・マップ」です。
少しまえにマインド・マップの存在を知り、その入門書といわれる「人生に奇跡を起こすノート術」(トニー・ブザン著)を読んだのですが、正直なところ世間で騒がれているほど腑に落ちることはありませんでした。これってアイデア出しの発想技法と同じゃない?という大変失礼な感想だったのです。
人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考

しかし、、、
マインド・マップを描くための道具であるFreeMind(フリーマインド)というフリーソフトがあることを知り、これをダウンロードし、使ってみて、びっくり!!!
想定外の使い勝手のよさに、マインド・マップに対する先入観ががらりと変わったのでした。
キーワードを連想しながら、中心から放射状にアイデアを広げていくという思考作業を、いとも簡単にパソコン画面で表現できてしまうのです。できあがったマップは、あたかもシナプスで結合された脳神経細胞のようです。
ブツブツと独り言をいいながら(=頭の中でしゃべりながら)マウスを操作し、思いつくままにキーワードを打ち込み、描かれたマップの全体をながめながら、さらに連想したものを書き足していくと、いつのまにかマップが出来上がるという感覚です。思いついた順番というのが、結構重要なポイントになるのではないかと感じました。ドラック&ドロップでキーワード(ノード)を自由に入れ替える動作も驚くほど軽いのです。発想技法というよりは、むしろ「知識やアイデアをビジュアル化する技法」といった方が的確かもしれません。

考え方やコンセプトは、実践してみてはじめて良さがわかるというのは、こういうことだと思いました。そういう意味では、「よい道具」とか「よいツール」との出会いというのも大きいですね。
ちなみに、このFreeMind(フリーマインド)を使うためには、Java実行環境の設定が必要なのですが、こちら→FreeMind(フリーマインド) 活用クラブさんのサイトが大変分かりやすく、参考にさせてもらいました。感謝。

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忍耐がどんな難問にも解決策になる

ベストセラー「国家の品格」の書評を読んでいたら、いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神だとありました。
著者の藤原正彦氏によれば、「勝ち組」と「負け組」だけの市場原理主義が、日本社会を荒廃させているといいます。
武士道精神の極みといえば「忍耐力」。
表題、吉田茂元首相の名言が思い出されます。

ところで、
小泉改革の結果が勝ち負けという二元論を蔓延させた・・・
という批判に対し、小泉さんらは「待ち組」という造語をつくって対抗しています。戦って負けたのは立派。チャレンジしない「待ち組」こそ反省すべきだ!の意だそうです。

「忍耐」が良くて「待ち」が悪いとは一概にはいえませんが、忍耐には「情緒」的なもの、待ちには「論理」的なものを感じます。忍耐という語感に新鮮さを感じてしまうのは、藤原氏がいうように、やはりそれが欠乏している証拠なのでしょうか。
(2005年3月 北の丸公園にて)

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甲論乙駁

「過去の清算」をめぐって、3年ぶりの日朝協議は難航しているようです。
そもそも北朝鮮との国交正常化が日本の国益になるのかどうか。
個人的には疑問に感じています。
独裁政権の延命、支援に対して行なわれる経済協力ならば、北朝鮮の国民のためにならないばかりか、逆に国民の反日感情を煽るような結果にならないのだろうか。
地球規模に広がる民主化の流れのなかで、経済協力を切り札として一括解決を急ぐことが得策なのかどうか。
・・・難しい問題です。

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ジュエリーな旅

石和温泉に行くことがあったら、ぜひ寄ってみてください。
ブドウやモモ、ワインや昇仙峡だけではない山梨の魅力に触れられること請け合いです。
職場旅行で石和温泉に泊まった翌日、朝一で宝石庭園「信玄の里」に行きました。当地観光まんぞく度No.1という広告に違わず、なかなか実力のある観光スポットだと感心しました。
到着した時間が早すぎたとはいえ、スタッフがマンツーマンで同行説明してくれるとのこと。「ふだん宝石のうえを歩くなんてこと、ないですよね?ワッハッハッ。。。」と背広を着たフレンドリーな説明員(実は優秀な営業マンだったと後で知る)が、入口から出口まで同行してくれました。
お約束のチン石こそあれ、いわゆる秘宝館の類ではありません。れっきとした宝石資料館なのです。2億年前の木化石や樹齢数百年という巨木をつかった一刀彫り、宝石をあしらった武田信玄像など、展示されている数々のコレクションはどれも見応えがあります。水晶の真贋の見分け方や宝石を選ぶ時の注意点など、雑学としても面白い話をきくことができました。
トルマリンコーヒーやら云千万円の宝石やら、「せっかく来てくれたので・・・」と、次から次へと繰り出されるホスピタリティ満載?のサービスに押され気味の我々。結局3時間近くもいた計算になるのですが、宝石が好きな人はもちろんのこと、あまり関心のない人でも楽しく過ごせるスポットでした。

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風林火山

あまりにも有名な武田信玄の軍旗「風林火山」。
もともとは孫子の兵法が由来です。

疾きこと風の如く
徐かなること林の如く
侵掠すること火の如く
動かざること山の如し
       (孫子の兵法)
J1に昇格したヴァンフォーレ甲府、チーム名の語源はフランス語の、風(ヴァン)、林(フォーレ)だそうです。
明日の今頃は温泉につかっているか、酔いつぶれているか。。。
甲府駅前にたたずむ信玄像は、節分の鬼に見えないでもない。


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Make it happen!

やってやろうぜ!
実現しよう!
達成しよう!
という意味です。
東京ヤクルトスワローズ、2006年のチームスローガンだそうです。
このようにシンプルで覚えやすいのが一番ですね。
優勝をめざしてがんばろう。

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