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懐郷

「懐かしさ」とは日本人の誇りうる情緒である。
「国家の品格」の著者、藤原正彦氏はそう書いていますが、
この本を読んで、情感を揺さぶられずにはいられません。
かなりジーンときます。

昭和30年代。
安保闘争、集団就職、米軍基地撤退…。
自分自身、この時代を生きたわけではありませんが、
貧しさの中にも、人の心には豊かさと誇りがあったようです。
どの物語も、戦後転換期を強くしなやかに生きた女性たちが主役です。

磯笛の島
オヨネン婆の島
お狐さま
銀嶺にさよなら
鈍行列車の女
X橋にガール
鈍色の卵たち

懐郷懐郷
熊谷 達也

新潮社 2005-09-15
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