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忍耐がどんな難問にも解決策になる

ベストセラー「国家の品格」の書評を読んでいたら、いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神だとありました。
著者の藤原正彦氏によれば、「勝ち組」と「負け組」だけの市場原理主義が、日本社会を荒廃させているといいます。
武士道精神の極みといえば「忍耐力」。
表題、吉田茂元首相の名言が思い出されます。

ところで、
小泉改革の結果が勝ち負けという二元論を蔓延させた・・・
という批判に対し、小泉さんらは「待ち組」という造語をつくって対抗しています。戦って負けたのは立派。チャレンジしない「待ち組」こそ反省すべきだ!の意だそうです。

「忍耐」が良くて「待ち」が悪いとは一概にはいえませんが、忍耐には「情緒」的なもの、待ちには「論理」的なものを感じます。忍耐という語感に新鮮さを感じてしまうのは、藤原氏がいうように、やはりそれが欠乏している証拠なのでしょうか。
(2005年3月 北の丸公園にて)

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コメント

>>ベストセラー「国家の品格」の書評を読んで>>いたら、いま日本に必要なのは、論理よりも>>情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士>>道精神だとありました。

おおっ。「国家の品格」には、
そんないいことが書いてあるのか。
絶対、今必要なものに同意!
武士道精神については、
たまたま昨日から「武士道」(新渡戸)を読んでます。
「国家の品格」も読んでみよっと。

投稿: 紅和歌姫 | 2006/02/08 12:23

この本のタイトルでは、「品格」というキーワードを使ったところが、バカの壁と同じくネーミングの勝利といった感じでしょうか。
それにしてもタイムリーでしたね。藤原氏の武士道も新渡戸式だそうです。
私は「武士道」をお読みだという紅和歌姫さんに共感しました。

投稿: cozy | 2006/02/08 23:05

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