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出口調査の精度

きょうは横浜市長選挙がありました。
私の場合、ちょうど朝から投票所のある小学校のグラウンドで少年野球の練習をしていたので、渡りに舟だったわけですが、投票率は前回を下回ったようですね。

読売新聞社の出口調査によれば、中田現市長が体の8割前後の支持を得て再選の見通しだということです。(YOMIURI ONLINEより)
「翌日開票」が物議をかもした選挙でもありましたが、開票前夜に圧勝が報じられるとは、出口調査の精度は高いと考えられているのですね。

ウェブ進化論の中で引用されていた『「みんなの意見」は案外正しい』(ジェームズ・スロウィッキー著/角川書店)という本で知ったのですが、先物取引市場を利用して、選挙結果を予測する手法があるのだそうです。米国アイオワ大学が運営しているIEM(アイオワ・エレクトロニック・マーケッツ)プロジェクトです。みんなの意見(集団の知恵)は、一握りの権力者による意思決定よりも正しいのだという現象の一例として挙げられています。

今回の例でいえば、次のような理論になるみたいです。

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横浜市長選で「中田市長当選」という先物取引契約があり、中田市長が当選すれば100円が手に入り、落選すれば何ももらえないとする。もしこの契約が50円で買えるなら、市場は50%の確率で勝てると考えていることを意味する。
候補者の得票率を予想する先物取引契約では、得票率にしたがって配当金が決まる。横浜市長選で「中田市長当選」という契約を買っていた場合、仮に8割の支持を得て中田市長が当選したのであれば、80円が手に入るはずである。
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実際、1988年-2000年に行なわれた米国内の選挙の結果とIEM価格の誤差はわずかであり、IEMの予想確度は高く、世論調査よりも正確だったという結果があるのだそうです。

もちろん、だれが当選するかという予測と、だれに当選してほしいという期待は、微妙にズレている場合もあるかとは思いますが、出口調査の精度について考えさせられました。

「みんなの意見」は案外正しい「みんなの意見」は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー

角川書店 2006-01-31
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横浜市長選 中田氏再選へ (産経新聞) - goo ニュース 爺はなんと初心なのであろう 横浜市長選については明日書こうと思っていた 何故なら今日の9時から開票で昼頃には大勢が決まるであろうからとの読みであったから ところが産経新聞の活躍で出口調査の結果 既に開票前にして中田氏当選の予測を発表している 産経新聞さん ご苦労様! {/heart/} まあ爺の様に選挙の素人でも予測はついた 候補者は三人居たが爺の仕事場の町内に中田氏と�... [続きを読む]

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