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死神の精度

本屋大賞の常連さん、伊坂幸太郎さんの作品です。2006年投票では2作品がノミネートされていますが、「死神の精度」は評判どおり"かなり"面白かったです。

この物語の主人公は死神(しにがみ)です。死を間近にひかえた人に接近し、調査をすることが彼らの仕事なのです。その人間が死ぬべきか否かは担当の死神による「可」か「見送り」かの判定にかかっています。死神なので生への執着はありません。感覚もちょっとズレています。そこにあるのは、人間が死ぬ確率は100%であるという割り切りだけです。判定の「精度」は、まさに神のみぞ知るといった感じです。
かたや、どんな悪人であってもホモ・サピエンスたる人間が死に際に思うこととは。。。

収められている6つの短編は、いずれも「そういうことだったのね」という意外なエンディングが楽しめるとともに、切なくも爽やかな読後感でした。とにかく最初から読んでいくことをオススメします。そうすると最後には大きな感動が味わえるでしょう。

死神の精度死神の精度
伊坂 幸太郎

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