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プライベート・ライアン

第二次世界大戦末期、連合軍によるノルマンディ上陸作戦。ここでライアン家の4人兄弟のうち3名が戦死。
「何ということだ、最後の1人ライアン二等兵を何としても救出せよ!」
8人の兵士に特命任務が下ります。
そして、畑の道を砂埃をあげて車を走らせ、ライアンの母親に訃報を伝えにいく軍の幹部。
玄関先で崩れ落ちるライアンの母親。
冒頭のオハマビーチでの惨状も衝撃的でしたが、それとは対照的な、この静かなシーンに深い悲しみを感じました。

たった1人の兵士の救出のために8人の兵士が命を賭ける。
戦争の矛盾と無常さを感じます。
自分たちにも残された家族がいる、それなのになぜ命をかけてまで、そいつを救わなければならないんだ?
そんな思いに「任務をまっとうして胸をはって家族のもとに帰るのだ」という思いを伝える指揮官ミラー大尉(トム・ハンクス)。しかし、やっと見つけたライアンから返ってきたのは思いがけない言葉でした。
最後のシーンでアップになる星条旗が象徴するように、最後まで彼らに「国のために戦っている」という言葉はありませんでした。

「プライベート」とは二等兵という意味だそうです。
ライアン救出はパブリックな国家作戦だったにもかかわらず、描かれているのは3人の兄を失ったライアンであり、家族のもとに帰るために任務をまっとうしようとするミラー大尉です。
この「プライベート」には、あくまでも家族愛のうえに成り立つ祖国愛という意味が込められているようにも感じます。

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トム・ハンクス スティーブン・スピルバーグ トム・サイズモア

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コメント

TVでも放映されたが、
この映画、封切直後
(何年前になるだろう??)に
劇場で観たぞ。
しかも、前から2番目の席だったな。

最初の戦闘(上陸)シーンで
度肝抜かれたよ。

投稿: 紅和歌姫 | 2006/04/24 12:26

コメントありがとうございました。
上陸シーン、幼い子供や心臓の弱い人には見せられませんね。
良識ある大人には、ぜひ見てもらいたい映画だと思いました。

投稿: cozy | 2006/04/24 23:41

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