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思いやりのスポーツ

少年野球で子供たちに一番身につけてもらいたいことは何か。そう聞かれたら、「人を思いやる気持ち、感謝する心をもつこと」だと言いたいです。

キャッチボールは相手の取りやすいところに投げる。
受ける側は相手が投げやすいように大きく手を上げてボールを呼ぶ。
万が一ボールが逸れた時のためにカバーに入る。
ピッチャーが頑張っていたら野手が声をかけ、一つ一つのアウトを確実にとることでピッチャーを助ける。
ランナーが少しでも先に進めるように進塁打を打つ。
コーチャーは大きな声でランナーの走塁を助ける。

これらはすべてチームメイトのため、相手のことを考えて行うプレーです。
たしか昨夏の高校野球(甲子園)で、スクイズを外された三塁ランナーが三本間に挟まれるシーンがありました。しかし、このランナーはすぐにアウトになるのではなく、次のランナーが三塁に到達するまで粘っていたのです。このような究極の場面でも、次のランナーを助けようとしたのです。野球は「思いやり」のスポーツなのだということを実感させられます。

野球は監督が選手を駒のように動かすスポーツだと考えられているかもしれません。しかし、それは少し違うと思っています。采配という面ではたしかに指揮命令系統のはっきりしたスポーツですが、一つ一つのプレーには、選手の想像力と、状況判断力が求められます。次のプレイを考え、いま自分は何をすべきか、どのように関わったらいいかを瞬時に判断しなくてはなりません。

そして、好きな野球ができる環境を与えてくれるすべての人たちに対して感謝する気持ちを持つこと。両親をはじめ監督、コーチ、審判員、グランドを整備してくれる人たち、試合の主催者、バットやグローブをつくってくれた人まで、いまここで野球ができていることへの感謝の気持ちを忘れないでほしい。

試合に勝つこと、野球技術が上達すること、それも大事なことですが、人を思いやる気持ち、感謝する心を、野球を通じて身につけてくれたら、それだけでも嬉しく思います。

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