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PMP試験を振り返る(2) 試験対策

PMP試験対策は、オーム社のカブトムシ本と、アイテックの合格虎の巻という定番の試験問題集2冊をそれぞれ3回ずつ解き、答え合わせのときにPMBOKガイドを読むというスタイルで取り組みました。受験そのものに400ドルものお金がかかってしまったので、基本的には試験問題集とPMBOKガイドの読み込みという独学スタイルで取り組みました。
PMP試験実戦問題
PMP試験実戦問題

PMP試験合格虎の巻―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験
PMP試験合格虎の巻―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第3版 A Guide To The Project Management Body Of Knowledge
プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第3版 A Guide To The Project Management Body Of Knowledge

学習時間は平日のみ約3ヶ月間、毎日の通勤往復で30分×2、昼休み30分、帰宅後1時間を費やしました。合格虎の巻に付いている模擬試験にチャレンジしたときの正答率は、1回目(試験2週間前)は72.5%、同じものに2回目(試験1週間前)にチャレンジしたときは85.0%でした。いずれも2時間40分程度で終わりました。これは、何より4時間200問という時間感覚をつかむのに役立ちました。多少なりとも自信もつきます。当初、同じ問題を何度も解いて意味があるのか?という疑問もあったのですが、対策本に書いてあった学習方法を愚直に実践したことがよかったと思います。1週間あけていても同じ問題を間違えてしまうものです。

しかし、本番の試験問題は初めて出会うものばかりだったという印象があります。PMP試験はPMBOK検定ではないということをあらためて実感させられました。つまり、PMBOKガイドの知識を暗記しただけでは歯が立たないということです。「各プロセスのインプットやアウトプット、ツールや技法は何か?」といったPMBOKの知識そのものを問う出題は、感覚的に2割くらいだったと思いますが、これらは問題集のおかげで確実に得点できたと思います。

失点の多くは「プロジェクトマネジャーとして、あなたはどうすべきか?」を問う問題でした。4択のうち2択までは絞れることが多かったのですが、そこからどっちが正解だろう?と迷う問題が結構ありましたので、そこでミスしていたのだと思います。カブトムシ本でいえば理解系あるいはPMI系にカテゴライズされた問題です。なぜそう考えるのかという根拠をPMBOKに求めるようにすればよいと思います。

また、PMBOKガイドには直接は書いていないキーワードや考え方も目につきました。これらの対策としては、PMI東京支部が訳した「プロジェクトマネジメントプリンシプル」という銀色の本をもっと熟読しておけば正答率があがったのではないかと感じます。組織構造、インターフェイスマネジメント、コンフリクトマネジメント、契約プロセス等について詳細な説明があります。
プロジェクトマネジメント プリンシプル - 変革の時代を生き抜くための人と組織の挑戦 [原書名:The Principles of Project Management]
プロジェクトマネジメント プリンシプル - 変革の時代を生き抜くための人と組織の挑戦 [原書名:The Principles of Project Management]

PMBOKはよく「かめばかむほど味が出る」と言われますが、試験問題もまさにそんな感じの印象でした。一見するとつかみどころがないけれども、PMBOKの観点から問題をよく考えてみると合理的、合目的的なマネジメント思想が見えてくる、そんな感じです。

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