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落合采配について

日本一になった中日ドラゴンズ。ほんとうに強かった。
優勝を決めた第5戦での投手継投をめぐって、賛否が分かれたようですね。

8回までパーフェクトピッチングをしてきた山井投手に代え、9回から岩瀬投手を投入した采配は、ファン心理からすればたしかに?だったかもしれません。しかし、落合監督のぶれない哲学と英断に拍手をおくりたい。。。

監督は"勝つこと"、選手は"自分のこと"だけを考えろ
落合監督が6年前に書いた「コーチング」という本の中にあった一節を思い出しました。

 プロ野球チームという組織は、監督の指揮のもとで選手たちがプレーし、優勝という目標を目指している。この組織においては、監督の方針は絶対である。だが、監督も選手も球団と契約を結んでユニフォームを着ているわけだから、まず自分自身に与えられた役割を全うしなければならない。

 では、その役割とは何か。選手は、ゲームの中で自分をどれだけ生かしていくか、一方の監督は、選手が生かしてくれた力を、どうやって束ねていって勝ちに結びつけるかということだ。

 だから選手は、1打席でも多く打席に立つこと、あるいは1球でも多くマウンドで投げることだけを目指せばいい。その中で、より正確なプレーを求め、いかにして自分を良い方向に持っていくかを考える。つまり、選手は自分のことさえ考えていればいい。同じように考えれば、監督は勝つことだけを考えればいい。こうした役割がはっきりしていれば、あとは全員で目標を目指して前進するだけだ。難しいことは何もないだろう。

(「コーチング 言葉と信念の魔術」落合博満 ダイヤモンド社 P53より引用)

落合采配に対し、星野さんは「私が監督なら代えなかったでしょう」といい、野村さんも「監督が10人いたら、まず10人とも代えないだろう」と語ったといいます。でもいいんじゃないでしょうか。

むしろ、こうした監督采配の違いを含めてのプロ野球の面白さ、奥深さをみたような気がします。そして、このような采配についていき、みごと期待に応えた選手たちがいたからこそ勝ち取った日本一にちがいありません。
優れたリーダーには、彼についてくるフォロワーがいるからこそリーダーたりえるのです。

コーチング―言葉と信念の魔術
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